未経験って何?

未経験というと、辞書的な意味で「まだ経験していないこと」です。例えば、「さて企業に就職(転職)しようか」と考えて、募集要項を見ると、未経験の方不可とか、未経験の方歓迎、というような記述があります。そこで疑問に思うのは未経験ってなに?ということではないでしょうか。そこで、これから企業に就職する、転職といったことにまつわる、「未経験」を詳しくご説明していきたいと思います。

未経験と一口に言っても、その基準はかなりあいまいなものです。例えば自分が昔働いていた企業でほんの数日間プログラミングについて学んだとします。数日間の経験ですので、実際にプログラムを書いてみろ、といわれても書けるレベルではありません。こうした場合、未経験とするのが良いのでしょうか?それとも未経験ではないのでしょうか?未経験か否かを分ける基準は、募集する企業に問い合わせてみないとわからないところなのです。ですから、もし本当に入りたい企業があって、未経験の方不可と書かれていても、問い合わせるまで、自分がチャレンジできるかどうかはわかりません。

未経験の定義については問い合わせるまではわからない、とお話ししました。正確な意味ではそれで間違いありません。しかし、一応の未経験の社会的な定義はあるようで、よく企業の「経験者採用」のホームページには目安として、3年以上同じ業界で職務経験のある方、といったような記述が目に付きます。ですから、最近までの未経験の方、という表現がある場合、3年以上の職務経験のない方という意味だと捉えて大方間違いではなかったのです。

未経験というと3年以上と捉えてまちがいなかった、と過去形で表現しました。というのは、最近ではその定義も若干変化し始めているからです。大手の転職サイトなどを見てみると、1年以上正社員として労働実績のある方という記述が頻繁に目に付きます。最近、IT業界などではプログラマーなどの人材が不足して、未経験の方でも積極的に採用する方針のようで、1年以上経験がある、という人材を全くの未経験の方よりも、「経験がある」とみなしていることがこの要因です。

未経験の採用といったテーマに関して概要を少しお話しました。未経験の基準はまちまちであること、未経験の方の採用が増えていること、未経験であるとみなす年数が多様になってきていること、などがご理解いただけたのではないでしょうか。これからやりたいことがあるけど未経験だから、と思っている方、あきらめる必要はありません。未経験の方に対する門戸が広がっていますし、未経験だからこそ提供できる価値もあるのです。